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「設置事業所」の110番非常通報装置が効果的に活用され、被害の拡大を防ぎ、犯人も早期に検挙された事例は相当数あります。 事例の一部を紹介します。

(金融機関)

【事例1】

平成28年1月4日(月)午後2時ころ、群馬県下のG信用組合T支店に、マスクで口元を隠して犯人(66歳・無職の男)が店内に侵入、カウンター越しに窓口の女性職員(30歳)に「強盗だ」と脅かし、カウンター上にライター用オイルをまいた。事件に気づいた他の職員が直ちに110番通報ボタンを押下するとともに、支店長等男性職員が窓口の女性職員と替わって犯人に対応し、犯人をいすに座らせて犯行をやめるよう説得しながら時間かせぎをしているところに非常通報で急行した警察官が店内で逮捕した。

【事例2】

平成28年3月24日(木)午後0時30分ころ、千葉県下のK信用組合T支店にマスクで口元を隠した犯人(48歳・無職の男)が店内に侵入、カウンター越しに窓口の女性職員に包丁を突きつけて「これでわかるだろう」と脅したため、男性支店長(49歳)らが直ちに110番通報ボタンを押下した。犯人は同支店長が差し出した現金100万円を奪い走って逃走した。男性職員がカウンター内からカラーボールを投げつけて出入口ドアに命中させ、犯人の身体に付着させた。同支店長と男性職員(31歳)がさらにカラーボールを投てきしながら犯人を追跡し、現場から約230m離れた駐車場で犯人を取り押さえ、非常通報で急行した警察官が逮捕した。

【事例3】

平成28年9月30日(金)午後2時36分ころ、鹿児島県下のM銀行T支店に客を装った犯人(32歳・無職の男)が店内に侵入、カウンター越しに窓口の女性行員に包丁を突きつけて「金を出せ」と脅したが、男性行員が強盗に気づき、犯人に対して「もう少しお待ちください」「お金は機械に入っているのですぐには出ません」等と時間かせぎを行い、別の行員が直ちに110番通報ボタンを押下するとともに客に外へ出るように合図した。非常通報で急行した警察官が店内で逮捕した。

(金融機関以外の公共的施設)

【事例1】

平成28年2月17日(水)午後9時ころ、宮城県下のJR東日本S駅において犯人(65歳・無職の男)は、駅の券売機を叩いて騒いでいたところ、男性駅員(33歳)に注意されて立腹し、同駅員の左顎を手拳で一回殴打した。同駅員らが取り押さえて改札事務室に同行したところ、突然大声を出して暴れ出したため、身の危険を感じた他の駅員が直ちに110番通報ボタンを押下し、非常通報で急行した警察官が犯人を暴行罪で逮捕した。

【事例2】

平成28年9月5日(木)午前8時15分ころ、行為者(53歳・無職の男)は、救急搬送された母親に付き添って病院を訪れたが、母親を診察中の医師に意味不明の暴言を浴びせて診療行為を妨害したことから、男性職員が制止したところ、これに憤慨し同職員の胸倉を掴み、首を絞めようとするなど暴れ出したため、危険を感じた女性看護師が直ちに110番通報ボタンを押下した。非常通報で警察官が急行し、行為者を警察署に保護した。

【事例3】

平成28年12月22日(木)午前10時30分ころ、兵庫県下のH市役所生活援護室において、犯人(65歳の男)は、市役所生活援護室窓口において生活保護費の受給が認められなかったことに憤慨し、職員にボールペンを投げたり、杖を振り回したりして職務を妨害したため、同職員が直ちに110番通報ボタンを押下した。非常通報で急行した警察官が、犯人を公務執行妨害罪で任意捜査処理とした。

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